CESABP技術の歴史
CESABP(Collagenesis-EnCESABP(コラーゲン生成可能な可溶性活性・生分解性ポリマー)技術
ヒアルロン酸製品の多くは、近年市場に出てきたものですが、大きな欠点があります。それは、ヒアルロン酸が身体に吸収されること、使用後の効果が1週間、あるいは数週間のうちに簡単に失われてしまうことです。
BDDEを用いた架橋式ヒアルロン酸により、吸収までの期間を長く維持する製品もありますが、
この成分については毒性の問題も報告されています。
この問題を解決するため、粘性媒質内に分散した微粒子を含む生体適合性・生分解性ポリマー製品がいくつか開発されました。
ポリマー製品では、粒子径20〜50μmのポリ乳酸(PLA)が液中に分散しているものと、粒子径20〜50μmのポリカプロラクトンがカルボキシメチルセルロース(CMS)とグリセリン液中に分散しているものの2種類がよく使われています。
しかし、これには、微粒子が針に詰まることがあり、顔全体に広がらないことで局部的に効果が現れるという問題があります。